【読了】バリュー株入門 著井出正介1/2


はじめに

 おそらく以前のfc2ブログでも書いていましたが【読了】バリュー株入門 著井出正介 色々とメモしていた内容をブログの移転とともに削除しているようでメモします。
 本誌ですが発行が古く、2009年3月11日発行の内容に成ります。そのためその後アベノミクスによる日本株の上昇は記載されていません。

バリューを考える条件が揃った2000年代後半

  • ITバブルの崩壊とともに2003年春にかけて60%以上も暴落したことにより日本の平均PERは一挙に下落して20倍を下回り先進国並み
  • 株式益利回りで6%前後、配当利回りでは1.5%ないし、2%と長期金利に対して十分なスプレッドが取れる状態
  • 個別に見るとファンダメンタル価値に比べて割高な銘柄と割安な銘柄が混在する状況
投資の大原則

「自分の理解を超える状況こそ、最大のリスク要因」と認識すること。

割安な株を買って保有し続ける「バイアンドホールド運用」はバリュー株投資の基本だが無条件に固執することはない。

相場が暴落した時に傷をさらに比較してしまうことになる。

高リスク運用から撤退して、現金に緊急避難するのが投資の定石となる。「CASH IS KING(現金こそ王様)」という有名な格言もある。

過去の日本市場の暴落

日本の市場は20年で50%を超える暴落が3回も起きている

  • 1989年12月~2002年8月・・不動産バブル崩壊 日経平均‐63%
  • 2000年4月~2003年4月・・・ITバブル崩壊 日経平均-63%
  • 2008年6月~2008年10月・・・金融危機、サブプライムローン 日経平均-51%

バリュー投資と株価の下落

ROEが高いのに、PERが低い、割安優良企業の株を安値で買って、長期預金のつもりでじっくり持つ必要がある。

→言いかえると?

→保有銘柄の目先の業績やアップダウン。株価の短期的な変動にまどわされ無いことが大切になってくる。

→企業業績と株価をくくりつける1株益(EPS)やPERを分けて考える習慣が役に立つ。 このことですが、1社であれば分かりますが、グローバル株式インデックスやTOPIXに対して1株益とPERに分けることってなかなか難しいのですよね。そのため、個別の日本株やアメリカ株がいいかなと感じます。

  • ☆EPS:純利益を発行株式数で割ったものに成りますので企業が、しっかり稼げば、市場と関係なく上昇、下落します。 企業経営者が行う価値想像活動の一環。
  • ☆PER:投資家の期待度になる。成長産業はPERが高く、伸びが少ない企業はPERが低い

市場が大きく変動するとき、株価が大きく変わるとき「EPS」が変わったか「PER」が変わったかを見る必要がある。

バリュー株の考え方

グレアム流バリュー株

グレアム流バリューは、1株あたり利益、配当、1株あたり純資産、1株あたり純流動資産、株主資本比率などを重視した。収益性あるいは資産活に関するこれらの指標を使って現時点でわかっている事実だけに基づいて割安銘柄を選ぶ。

将来の成長にかけることは、投機行為として、厳しく排除した。スタティックな財務指標を重視した。優良企業を長期保有することをこだわらなかった。

バフェット流バリュー株

バフェットのバリュー投資は?恩師のバリュー株投資の基本精神を尊重しつつも現時点より割安感ではなく、成長性を重視した。

  • グレアムの視点:PERによる割安さ、割やさが解消したら売却
  • バフェットの視点:ROEが安定的に高く、超長期的に保有すること

バフェットやグレアムの投資は何か?

「投資」は十分な分析に基づいて行われるものであり、元本の安全性と相応の利益を約束するものである。この条件に満たさない証券の売買は投機にすぎない。

→インデックスだからどう、アクティブだからどう、短期だから、長期だからどうではない。

グレアム流の選別基準と井出流

グレアム流バリュー株の選別基準安全性基準

  1. 負債合計が株主資本より小さい
  2. 流動資産合計が流動負債合計の2倍以上
  3. 負債合計が純流動資産の2倍以内
  4. 過去10年の1株利益の平均成長が7%以上
  5. 1株駅あ5%以上減益となったのが過去10年のうち2回以内

バフェット流バリュー株の選別割安基準

  1. 株式益利回りが長期トリプルA格社債利回りの2倍以上
  2. 株価収益率が対象全銘柄の中で低い方から10%以内
  3. 配当利回りがトリルA格社債の利回りの3分の2以上
  4. 株価が1株あたり利純資産を下回っている
  5. 株価が1株あたり純流動資産(流動資産合計ー流動負債合計)の3分の2を下回っている。

井手流バリュー株の選別基準

  1. 東証一部上場
  2. 時価総額2000億以上
  3. 1株利益が過去5年、今期、来期を通して増益基調
  4. 予想ROEが10%以上
  5. 今期来期の予想1株益を用いた予想PERをが20倍以下

ココまでで振返り。

 保有している株式でPERが30を超えている銘柄を多く保有しています。バリュー投資ではなく、日本独特のルールである株主優待が多めのポートフォリオになっていますからね。

矢向がバフェットについて参考しているブログ紹介します。

■ ウォーレンバフェットに学ぶ1分でわかる株式投資 著:東條雅彦

■【L】レバレッジ投資実践日記

ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉

リンクなどを含めて2000文字程度

↓以下の一冊を拝読しました。

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