【読了】バリュー株入門 著井出正介2/2


パート2
パート1はこちらから
はじめに おそらく以前のfc2ブログでも書いていましたが【読了】バリュー株入門 著井出正介 色々とメモしていた内容をブログの移転とともに削除しているようでメモします。 本誌ですが発行が古く、2009年3月11日発行の内容に成ります。そのためその後アベノミク...
パート2は本誌P41から具体的に井出正介さんがバリュー投資にあう企業の選定をまとめられられています。前提が日本企業ですので、サンプルとしてピックアップされているのが「任天堂、三菱商事、トヨタ、ソニー」でした。

バリュー投資にあうかどうかは、以下の5点を書いていたが、1株益の基調、予想ROEが10以上、PERが20以下の3点でチェックされている。
井手流バリュー株の選別基準(抜粋)
  1. 東証一部上場
    →スクリーニング時点で東証1部のみ選定しているため○、×表はなし
  2. 時価総額2000億以上
    →スクリーニング時点で東証1部のみ選定しているため○、×表はなし
  3. 1株利益が過去5年、今期、来期を通して増益基調
  4. 予想ROEが10%以上
  5. 今期来期の予想1株益を用いた予想PERをが20倍以下
1株益が増えていくプロセス
 今期の1株株主資本
  ↓ ROEで運用
 今期の1株益(EPS) →今期の 配当
  ↓
 来期の1株株主資本(今期の株主資本+EPS‐配当)
  ↓ ROEで運用
 来季の1株益(EPS) →来期の配当
  ↓
 来々期の1株株主資本(来期の株主資本+来期EPS‐来期配当)
 ※毎期毎期、BPSが上昇するため、ROEを維持することは難しくなってくる。
■井出氏の推奨する運用方法
 簡単に言うと、ポートフォリオから割高な銘柄を売却して割安な銘柄を組み入れる「ダイナミックバイアンドホールド、バリュー投資」を行うということ。
 基本はROEが高く、市場評価であるPERが低い優良企業を厳選し、それが割安である限りは保有し続けることになる。
 本、投資方法の場合、常時業績の見通しと割安度を点検する必要がある。
■全ては手に届く情報から組み立てられる
  1. 1株益とEPSは同じ意味です。結果は全て企業のIRに関するホームページから入手できます。今までが伸びたのかどうか、結果はどうだったか?全て企業のホームページで確認することが出来ます。
  2. .PERは、以下の式で求められます。
    株価=EPS×PERですので、PER=株価÷EPSになります。
    株価は、YahooFinanceでも、Googleでも確認できます。
サンプルですが、トヨタの株価であれば以下のホームページで確認できます。
株価も1株益(表示はEPS会社予想)も書かれていますのでそれを元にPERもかかれていますね。

バフェット流バリュー株の選別割安基準

  1. 株式益利回りが長期トリプルA格社債利回りの2倍以上
  2. 株価収益率が対象全銘柄の中で低い方から10%以内
  3. 配当利回りがトリルA格社債の利回りの3分の2以上
  4. 株価が1株あたり利純資産を下回っている
  5. 株価が1株あたり純流動資産(流動資産合計ー流動負債合計)の3分の2を下回っている。

→更にバフェットは次のようにも話している。

長期に繁栄を続ける優良企業を発掘する条件は魅力のある業界や企業群とそうでない企業群を見分ける必要がある。

「製品やサービス」に際立った特色がなく「値段」だけが最大の競争要因になるような事業を営む企業がこれに該当する。

典型的なコモデティ企業として、航空業、穀物生産、鉄鋼製品、石油、天然ガス、林業、紙、パルプなどがあげられる。

コモデティ企業の特徴

共通項目として以下の内容があがる

  • 売上高利益率が低い
  • 自己資本利益率が低い(株主資本利益率も低いためROEも低い)
  • ブランド価値を築くことが難しい
  • 多数のライバル会社が存在する
  • 業界全体で生産能力が過剰

優良企業とは?非コモデティ企業の特徴

  • 事業がファンダメンタルな条件に恵まれている
  • 長期的に健全な繁栄を続けられる

優良ブリッジ型事業の特徴

  • 長期使用が難しく、強いブランド力をもち販売業者が販売せざるを得ない
  • 他の企業が事業を続けるために持続的に使用せざるを得ない
  • 企業や個人が日常ベースで使用せざるを得ないサービス
  • 宝石や装飾品などの分野で事実上の独占力ぉ持っている小売流通事業

バフェットが長期保有敷いている銘柄

2007年時点の本誌では以下の銘柄を挙げられていました。(今、ブログを読まれている時点はどうかわかりません。)

  • アメックス
  • バーリントンノーザン鉄道
  • コカコーラ
  • ジョンソン・アンド・ジョンソン
  • クラフトフーズ
  • P&G
  • ウェルスファーゴ

企業は経営結果を提示している

 企業が開示されているから計算できるし、企業がどれくらいの時間でどれ位成長したかもわかります。あまりに急成長の企業が何処かに歪がありますので読み取る能力が必要になります。
 ただ、「自分はこの企業はどんなだろう」と思うこと、外からの評価、中からの評価などを見てみるのも面白いです。

↓以下の一冊を拝読しました。

[amazonjs asin=”453235353X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”井手正介のバリュー株入門―金融危機の今こそ学ぶ!”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください