【いい会社訪問】「新社長に聞く これからのIKEUCHI ORGANIC」に参加


5/12 いい会社訪問、今治のイケウチオーガニックIKEUCHI ORGANIC 株式会社に参加しました。
イケウチオーガニックと言われて何度も何度も言われるのが以下の2つの話が多いのではないでしょうか。

IKEUCHI ORGANICの話

  • タオルハンカチのOEM生産を主力とするタオルメーカーだった。しかし、取引先の問屋が倒産し売掛金等が焦げ付き経営が悪化し2003年に民事再生法の適用を申請した。
  • 2002年からグリーン電力認証制度を活用して社内の電力100%を風力発電で補っており、同社のタオルは「風で織るタオル」というブランド名で呼ばれている。

ちゃんと作るにこだわる投資

自分が思う鎌倉投信さんの投資先は「こだわってちゃんと作る。」という印象です。
  • イケウチオーガニックさんの製品も「職人さんがこだわって ちゃんと作る」
  • ハスナさんも「この宝石がどこで作られたものか調べてお客様に提供している」。
  • マザーハウスさんも貧困の国から「こだわってちゃんと作る。」

トークメモ

阿部社長への引き継ぎ

新井:2016年6月に阿部社長に代わってこれからのイケウチについて聞いてみたい。
阿部:2016年6月に代表取締役になった。イケウチとの繋がりは2008年にビックサイトのエコプロダクトやギフトショーでアルバイトで参画していた。2009年5月に社員に採用頂いた。
阿部:当時、池内代表をリスペクトしてくる人が多い中、アルバイトから拾ってもらった感が強い。前職が小売が倒産した。スポンサーが付いたが結果的にたたむことになった。
 イケウチオーガニックに入ることは想定せずに転職活動をしていた。
新井:IKEUCHI ORGANICについて、2009年から付き合っている。環境関連で、調べられて「風で織るタオル」が出てきた。地元の小学校向けにタオル折り教室に応募した。社員の視線が刺さる中、教室でタオルを折った。
IKEUCHI ORGANICのタオルを折る教室の輪ゴム一つの金額が一般に販売している輪ゴム1箱分の価格をしている。
IKEUCHI ORGANICで利用している輪ゴムは哺乳瓶に利用している乳房部分と同じシリコンを利用している
阿部さんの紹介を受けて、3,4年前に次の社長候補として考えていると聞いて正直やると想定していなかったが自分にできるかという葛藤もあった。
愛媛と無縁で新潟出身であった。地元へのインパクトがはかりしれず怖かった。
言われたシチュエーションは、池内が2016年1月と2~4月に入院して、IKEUCHI ORGANICが2月に決算でステークホルダーに不安を与えてしまったが、池内に呼ばれて「次、お前だから」と言われた。
家内はIKEUCHI ORGANICのホームペーjを見て社長になったことがバレた。
代をつなぐ時に、現代表がつけたものを使ってしまうとIKEUCHI ORGANICの池内を消さないとだめだと言われた。カリスマから代をつなぐ。
食品工場のISOまで取るようになった赤ちゃんが舐めても大丈夫なタオルを作りたいという思いから取得した。生産工程で確実なエビデンスを取得する必要がある。

食べても良い=命に別状がない製品を作りたい

ISO22000を取ろうよと言っている。タオルを食べるものの工場とみなして頂いた。ISO22000を取ると宇宙に持っていける可能性がある。

また、食品工場の扱いになったので工場で暖房が使えなくなるということも有った。

 新しいものを買ってもらい収益を出す構造から、メンテナンスして長い期間タオルを使ってもらう構造に収益メンテも変えていきたい。メンテナンスしていくということは誰かがやらなければ今の構造は変わらない。(始まらない)
 100%オーガニックのタオルは殆ど無い、刺繍の糸が違っていたり、表面のパイルだけオーガニックでもオーガニックタオルと言われている。
 IKEUCHI ORGANICでは「タグ」までがオーガニックを使っている。
新井:社長になる前となってからで違うことは?
阿部:指示をされなくなったこと、全部自分で決める必要がある。社内に対しては。 月に最低一回は社外の新井さんに会う

IKEUCHI ORGANICの考え方

 オーガニックの作付け、遺伝子操作のない種に価値がある。遺伝子操作の事例は少ない。色々なファクターが有り元々は遺伝子操作していなかった。我々が成長と企業が続かなければ、然るべき栽培をしなければいけない、
 時間がかかることになるが本物で有り続けなければいけない。 Funとして叱咤激励して欲しい。
新井:本物、遺伝子操作のない品により豊かな社会ができる。なにはともあれ、まずは、奥様のお友達にプレゼントして奥様にも欲しい言わせて下さい。
■夕方のIKEUCHIORGANICの外観
 
■当日の運用責任者新井さん

書き終わってみて

 彼らが伝えようとしていることは本物が生き残る時代。「本物とは何か?こだわりとは何か?」
 製造と販売を分離することで、わけのわからない所で出来た格安商品を売るもの。
 「製販を一致させて、作った人の声を届ける」こだわりの企業への投資と投資家に学ばせたいと感じました。
 鎌倉投信さんのリターンを以下のように定義しています。

  投資の果実 =「資産形成」×「社会形成」×「こころの形成」

  これからの社会を考え、コストを下げて顔の見ない犠牲のある製造から、製販が一致して顔の見える流通を作られると感じました。
 また、フロー重視(購入重視)ではなく、 ストック(タオルのメンテナンス)を重視することでいいものは長く使っていただくという姿勢を感じました。
 我々が今、食べもの、身につけるもの、安く買鋳物を選んでいますが、「安く買うということ作っている方の賃金が安い」ということです。
 ブログを読んでいるあなたやあなたの両親、あなたの友人の賃金が低い理由はフェアでない労働環境にあるからということ。賃金が上がった時に、「安いものを安く買う」だけではなく、そこそこ良いものをそこそこの価格で買うなどしていかないと社会全体としてはモチベーションが上がらないのかもしれません。

質問したこと

後からふと聞いてみたことが有りました。もちろん池内タオルからIKEUCH ORGANICに変わったのと、2年前だったか鎌倉投信の受益者総会でポロシャツを販売されていて、今、東京の店舗では販売されていないので、「できるだけ肌につけるもの」となるとポロシャツなどがもしあればと思い阿部社長に伺いました。

REMEIの編み機が必要とのこと、今、IKEUCHIORGANICにあるのは織り機なので、シャツなどが作れない。受益者総会の時に販売していたポロシャツはインドの綿花をスイスで編んでお客様に提供したとのこと。今年もし販売されていたらグローバルなオーガニックコットンなのかもしれません。

リンクメモ

イケウチオーガニック  IKEUCHI ORGANIC
 鎌倉投信
【京都】いい会社訪問® 「新社長に聞く これからのIKEUCHI ORGANIC」に参加してきました くは72さん
いい会社訪問「新社長に聞く これからのIKEUCHI ORGANIC」 at 東京に参加しました m@さん

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