【鎌倉投信】5年前に感じたことをもう一度書いてみる


投資信託を買っている中で、スタイルは何か?と伺ったことが有りますか?伺う機会がありますか?5年前に聞いた話をもう一度書いてみます。

当日の鎌倉投信での話は、「人と共生と匠」という話もありますが、ファンドマネージャであり、ポートフォリオ運用者であることを再確認した1日でした。

日本株にベータが存在するか?

これは、産業が偏っていて時価総額ベースでのβが存在するか?という疑問をあなたに語りかけている。

  • 自動車、電気産業依存(産業の偏り)
  • 外需依存
  • 少子高齢化などの社会的問題

低成長市場

 

日本の製造業の構造的成長

現在の我が国産業活動を支える基幹

⇒自動車、家電IT機器を頂点に、以下の企業が続くピラミッド型構造

⇒部品、鉄鋼、センサ、計測機器、ソフト、電子部品、半導体、製造装置

仮設の設定

  • 社会的問題を解決しない限り、日本株の長期的な上昇(成長)はない

社会的指標

  • 経済
    産業創造、市場創造、企業創造
  • 雇用
    高齢者、障碍者、女性、ニート、フリータなどの雇用拡大
  • 循環型社会の再構築
  • 心の豊かさ
  • 地方の活性化
  • 第一次産業の再生
  • 技術革新、匠な技術の継承

低成長市場への投資手法

共感性、社会的課題、集中投資、自動車電気産業に投資しない、セクターを排除した運用方法。

また、銀行や建設その他規制業種に投資しない、規制されているなあで利益を上げる本質が見えない。銀行や建設に対する銘柄を増やしてもインデックスに近づいていしまう。

 

低成長市場、国への投資手法

  • ニッチなイノベーション
  • モノサービス飽和次代のビジネス
  • 社会的問題解決型ビジネス
  • 集中投資

市場に対する仮設

市場は基本的に公立である。ただし、例外的に小さなアノマリー(α)は存在する。しかし、アノマリー(α)も安定的ではない。

 

インデックス運用対アクティブ運用

対インデックスでアクティブマネージャの負ける確率は高い。

インデックスについて行かない方法論はないか?TOPIXへの投資タイミング分散、キャッシュポジション。株式の生み出す価値はあるがインデックスにはついていかない。

 

市場のアノマリー例

  • 前日の海外市場と同じ動きをする。
    東証一部機関投資家向け、その他の市場が個人向けに近い
  • 市場は情報に過剰に反応する
  • 市場参加者は市場ごとに異なる

 

個人投資家のニーズと運用者の特性

個人投資家の特徴

  • 過去の失敗
  • 下方リスクへの低い許容度
  • 知識レベルの大きなばらつき
  • 市場が下がった時に売却する習性
    心理的なものがパフォーマンスに大きく影響する。

個人投資家向け商品の解決策

  • 低いボラティリティ
  • 安定的なリターンん
  • シンプルな商品(ロングオンリー)
  • 投資先を応援する仕組みづくり

運用者の特性と差別化の可能性

  • ファンドマネージャのサラリーマン化
  • マネージャの分断アセットアロケーションと個別資産
  • マネージャの統合(ファンドマネージャとポートフォリオマネージャの統合)
  • 第三者評価への依存(BARRA)
    BARRA=リスク管理モデル

 

2004年4月にMSCIとバーラが合併したときのMSCIからのプレスリリースを読みましたが以下のような内容が書かれていました。

https://www.msci.com/eqb/pressreleases/archive/20040406_pr.pdf

 モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(以下「MSCI」)とバーラ・インク(ナスダック:バズ)は本日、合併契約を締結したことを発表しました。

契約条件に基づき、MSCIの大株主であるモルガン・スタンレーは、現金で1株当たり41.00ドル、または総額約8億1640万ドルでBarraを買収する予定です。

Barraの事業は、取引終了後にMSCIと合併されることが、Morgan StanleyとBarraの取締役会によって承認された。この取引は、規制当局およびBarra株主の承認、および慣例的な決算条件を条件として、現在60日から120日で終了する予定です。

MSCIとBarraの組み合わせにより、ベンチマーク指数とリスク管理分析の世界的なリーディングプロバイダーが生まれます。 MSCIとBarraは、ますます複雑化するクライアントのニーズに対応し、すべての資産クラスで画期的な新しいリサーチと製品スタンダードを作成し、比類のないグローバルな流通とクライアントのサポートを提供します。

「両社は、それぞれの分野のリーダーであり、強力な研究フォーカスと、投資ポートフォリオの管理に役立つ革新的な製品の市場投入を促すとともに、企業全体の投資を特徴としています」とHenry Fernandez社長兼最高経営責任者MSCIの役員。資産クラスとBarraの業界をリードするリスク管理分析を通じたMSCIの指標の深い理解の組み合わせは、資産クラス全体での顧客の投資プロセスを強化するための強力なプラットフォームを提供します。

両社の合併により、顧客が直面する幅広い投資問題に革新的なソリューションを提供できる世界的なマーケットリーダーが生まれます」とBarra最高経営責任者(CEO)のKamal Duggirala氏は述べています。BarraとMSCIは、世界中の金融市場の進化に対応する製品を生み出すために、資産クラスの研究開発を加速することができます。Barraの取締役会は、この取引の条件に喜んでおり、Barraの株主にとって最善の利益であると考えています

Wikipediaによるとその後、2004年4月、Morgan Stanley Capital International, Inc.は、Barra,Inc.の買収に伴い、社名をMSCI Barraとするが[3]、2007年7月、モルガン・スタンレーは所有する株を売却しMSCI,Inc.として独立させることを決定。

 

差別化の可能性

  1. インデックスからの呪縛からの解放
  2. キャッシュマネージメント(うまくキャッシュを使うようにある程度ポジションを持っておくこと)
  3. 主体的な調査体制(直接訪問)
  4. 新規上場銘柄や直近業績の悪い銘柄をあえて保有

運用コンセプト

  • 非インデックス
  • 非ポートフォリオ・インシュアランス(非保険、ノンヘッジ)
  • ロング・ショート
    市場を予測できない、そんなことは出来ない

期待リターン想定リスク水準の設定

  • 企業の純資産の増加率平均値 5.2%
  • 企業の純資産の増加率平均値 6.4%

 

どうしたら企業業績について行けるか?

  • インデックスの説明力を低下させる
    ⇒インデックスに並走しない方法は?非上場を使ったりインデックスに採用されていない銘柄のウェート
  • リターンを上げる努力をし続ける
    リスクを低下させる努力ができる。リターンは管理できない。

アセットアロケーターとして学んだこと

  • TAAはリスクの割にリターンが低い
  • 機械的なリバランスはどの頻度でやっても大差がない
  • キャシュは1つの資産(キャッシュマネージは強み)
    ⇒株式は60%持っていれば3割下がっても株式保有割合を50%維持できる。50%以上保有していないと株式投資信託として認められない。ウェイトが変化した時に海にいいく。

アクティブ運用の基本法則

IR = IC×√BR

⇒IR:インフォメーションレシオ
⇒IC:情報価値、情報価値を信用しない場合BRを増やすことになる。
⇒BR:ブレス、頻度や回数を示す。

コスト込みでブレスを考える必要がある。
⇒インデックストラックしないようにする。この会社がこういう水準簿価を下回ってから売る。終値で買わないなど

 

取っているリスク

  • 株式の本源的価値:ロング・ショートはしない
  • サイズ:企業規模、大小を考えない
  • 流動性:他の投信が取っていない、

取らないリスク

  • 市場予測、株価予測
  • 銘柄ウェート、業種ウェート
  • 投資タイミング
  • 積極的なTAA(戦略的アセットアロケーション)

徹底した分散

  • 市場、業種
  • スタイル(グロース・バリュー)
  • 地域、決算日
  • 投資タイミング(銘柄、株数)

鎌倉投信の運用コンセプト

  • ベンチマークなし
  • 超中小型株
  • 予想しない、市場は効率的である
  • リスク管理型

運用者が成功するための条件

  • 明確な運用哲学
  • 謙虚な運用姿勢
  • 値下がりしても解約しない顧客

 

ブルーオーシャンな運用先

  • 新興市場含む地方上場
  • 時価総額200億以下の株式
  • 流動性の低い株式

 

最後はプロフェッショナルの流儀@新井和宏

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください